info J/情報)R-09 EDIROL (Roland)英語サイトの情報
(2006.05.07 追記)
EDIROL (Roland) / エディロール(ローランド) R-09 review:
0. EDIROL英語サイトの情報を紹介+予備知識など
1. 購入と第一印象など
2. 設定別Sample音File
3. カバー/使用感その2/Sample音File追加
4. 電池
5. 自作 Windjammer
6. つづく...
4月下旬(末日?) 2006年4月28日発売 (2006.04.30 購入) の EDIROL/エディロール (Roland/ローランド) R-09 ですが、いつのまにか EDIROL英語サイトにかなり詳細な情報がアップ されていました(^^) あ、R-09は24 bit 44.1 kHz/48 kHz WAVE (linear PCM) / MP3 で録音できるICレコーダーです。
ローランド: カタログ正誤表, ニュースリリース...
News: AV Watch, デジタルARENA(生録サンプルサウンド付き) MYCOM PC WEB(生録サンプルサウンド付き) 2006.04.20, 2006.04.22追記)
三木楽器(中高生時Tbでお世話に...)
【予備知識】
24-bit 44.1kHz/48kHz WAVE (linear PCM)/MP3 で録音できるICレコーダーってどんなの?
音声を元の波形に忠実にデジタル記録する場合、なめらかなアナログの波形を横軸(時間)と縦軸(音量)で細かく区切った折れ線グラフの各点として記録します。
たとえばCDでは...
横軸=44.1kHzのサンプリング周波数:
音の波形を22.7マイクロ秒(0.000,022,7秒)ごとに記録。上限は約20kHz。
縦軸=16-bit:
16-bitのデータ(+-32,768レベル)として記録。
R-09はCDと同じ44.1kHzまたはDATなどと同じ48kHz(上限は約22kHz)のサンプリング周波数で24-bit(+-8,388,608レベル、CDの(8bit=)256倍の細かさ)のデータを記録できます。
ちなみにソニーのPCM-D1は96kHz(上限は約44kHz) 24-bit。
でも...96kHz、24-bitの音声データとCDの44.1kHz、16-bitのを高級オーディオセット以外で普通に聞いてもあまり差はわからない、と思います。
んでは、96kHzだの24-bitだのは、どんなありがたみがあるかというと...
最近のCDやDVDなどの音声は大きな音が丁度16-bit(+-32,768レベル)を使い切る様に調整されていますが、一発勝負の録音の場合は条件を整えられるとは限りません。あとでパソコン上などで適正レベルに修正する場合、96kHz、24-bitの精細なデータであれば調整によって間延びするはずのデータも44.1kHz、16-bitでの合格ライン(?)ではキレイなままである可能性が大きくなります。
また高周波まで記録できると人間の耳では同じに聞こえた音ももう少し高い周波数で違いがあったり、など色々なことがわかるかもしれません。
ただし、これらはマイクやアナログ回路の特性がよく、マイクやアナログ回路や筐体から発生するノイズが小さい事が絶対条件で...。詳細なデータが記録されるはずがソコはノイズばっかりで使えない、なんてこともありえるので...。エディロール/ローランドの技術に期待(^^;
【英語情報 Pickup】
さて、EDIROL英語サイトから私が興味を持った部分をいくつかピックアップ...
・トップにOwner's Manualダウンロードページへのリンクが追加されている。「Owner's Manual」と「Inserting Batteries for R-09(問題のバッテリーの入れ方)」、「R-09 Errata(正誤表、日英各1ページ)」の3つ。実機を触る機会があるならバッテリーの入れ方は要チェック(^^) あ日本語の情報ページもQ&Aとかオプションのページなどが増えてますね。(2006.05.07 追記)
・各ページのImage Galleryで他のカットや違う状態の画像もみる事ができます。各画像はクリックすると大きなサイズで表示されます。
・OverviewのページのImage Galleryで背面の大きな写真を見ると白い丸は足であることが判明。平らな場所、テーブルなどに直置きした場合でもある程度振動やノイズを防げる、かな?
・右側面の大きな写真を見るとパワーボタン、入力レベル調節+/ーはプッシュボタンですね。
・左側面の大きな写真を見ると再生音量調節+/ーもプッシュボタン、ホールドはスライドスイッチ。
・I.A.R.C. (Isolated Adaptive Recording Circuit)の概念図。まぁあまり新しい発見はありませんが...(^^;
・ディテールのページの、内蔵マイクの特性(指向性と周波数特性)。指向性は...普通の単一指向性X2ではなく各々左右非対称の指向性となっている。指向性から読み取れる特徴は..両チャネルともR-09正面が最大感度=中抜けしない。L ch 60度、R ch 300度くらいでヘコミがあり逆にL ch 300度、R ch 60度くらいまで最大感度ちかくを保つので、ステレオ感に大きく寄与すると思われる左右斜め前方で左右チャンネルの音量差が一番大きくなっている。
・周波数特性。提示されている20Hzから20000Hzまで全域で0db以上なので、デジタル記録可能なほぼ全域の音を拾う事ができる...はず。ただし50Hzから1000Hzくらいまでは比較的平坦だがそれ以上とそれ以下では凹凸があるので、凹凸部分に特徴がある音だと多少違和感があるかも(^^; あと48kHzサンプリング時の20000Hzから22000Hzの特性も知りたい所ですね(^^;
・オプションのアクセサリ4種:OP-R09C カバーとスタンド、OP-R09M マイクスタンド アダプター、CS-15 ステレオマイク、CB-R09S キャリングケース。
・カバーのベルトクリップと引っかけるリング、マイクスタンド用の穴の様子。
・キャリングケースの内部(サイズがだいたいわかりますね)。
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(^^)発売日に人柱になる予定ですぅ(^^)
(と思ったら4/28発売...28, 29は不在なので...(^^; 2006.04.20追記)
(結局 2006.04.30 に購入(^^; 2006.05.01 追記)
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関連記事のブログ:
・PAKU'sぶろぐはじめ:EDIROL R-09
・閑話休題ブログ:R-09
・Illustrator-meiste:ローランド R-09
・KUMANOMIX:EDIROLのR-09をさわる
以上。(2006.04.19 初稿)(2006.05.07 追記)
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