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2006.06.18

info J/情報)Nikon: D-Lighting/ニコン: D-ライティング)のレビュー

いよいよソニーがαマウントのα100を出すようですね(^^)
独自の機能の一つとして、Dレンジオプティマイザー機能があります。

なんとなくNikonのD-ライティングに似てますが、さてどうなんでしょう、ということで、とりあえず 所有しているCoolpix 8400 (E8400) のD-ライティングを簡単にレビューします。

ソニーのDレンジオプティマイザーは撮影時に処理しますが、NikonのD-ライティングは再生モードで処理します。

E8400では...再生モードで撮影画像の表示状態で:
1.シャッターボタンで約0.5秒後に「処理後のプレビュー画像」を表示。
2.別画像として保存しますか?にyesで処理開始、約13秒で処理と保存が完了。
E8400 originalE8400 D-LightingE8400 D-Lighting + トーンカーブで少し暗く

# まぁけっこうまだるっこしいですねぃ(^^;;
## 3枚目はオマケとしてD-Lighting画像をトーンカーブで少し暗くしたもの。

NikonのD-ライティングの説明:「明るい部分はそのまま、暗い部分だけをカメラ内で補正」の「部分」は、Coolpix P4の例 などではわかりにくいですが、(「ヒストグラム中の暗いピクセルを」ではなく)一応「領域」のことで、大まかに暗い領域は大きく持ち上げ、明るい部分はそことのつながりがおかしくない程度に少なめに持ち上げているようです。たぶん暗くする部分はない、かと。後者の都合で、(飽和しない範囲ではありますが、明るい部分も含め)全体的に明るくなるので「部分」の効果がわかりにくいですが...)

その辺を自前の画像で少し補足。
E8400 originalE8400 original グレースケールと暗部は虹色のスケール

左は前出のオリジナル撮影画像で、右はそれをグレースケール化し、さらに暗部は明るさの比較をしやすいように虹色(紫が暗く赤が明るい)に着色。

ヒストグラム中の暗いピクセルを画面全体で均等に明るくするなら、虹色の中の同じ色の領域は同じように明るくされるはずですが...実際の処理後の画像では...
E8400 D-LightingE8400 originalとD-Lightingの差の絶対値

左が前出のE8400がカメラ内で処理したD-Lighting画像で、右はグレースケールに変換後のOriginal画像とD-Lighting画像の差の絶対値をやはり比較をしやすいように虹色(紫は差が小さく、赤は差が大きい)に着色。

画面中央右下のダシの器の手前と画面左上の床の箱の右側の側面はオリジナル撮影画像では同じくらいの明るさの分布です。で、D-Lighting処理後の画像ではダシの器の手前はかなり明るくなっていますが、箱側面は少ししか明るくなっていません。つまり机の上の暗がりはライティング不足な部分、画面左上の暗いところはそのまま維持すべき明暗、という感じで領域分けしていることになります。

ソニーのDレンジオプティマイザーは撮影時にアドバンスでも約0.5秒で処理、ってのが凄いですが..
しかもソニーの作例:
http://www.sony.jp/products/Consumer/AMC/body/DSLR-A100/feat02.html#feat02_03
だと、アドバンスでは人物は明るくなり背景の緑は暗くなってますが...

でも、Tanaka KimioさんはPhoto of the Dayの記事
「なお、ソニーがカタログやデモで発表しているDレンジオプティマイザーの“作例写真”だが、ぼくが実際にあらゆるシーンでたくさんのカットを撮ってみたけれど、あんなふうに極端に画像のコントラストやラチチュードが変わるとはとても思えぬ。いくらナンでもちょっと誇張しすぎだよ。」とおっしゃってますので、ちょっとマユにツバを..(^^;;

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なお、ニコンのRAW現像ソフトで(12bitなRAWなら飽和をあまり気にしなくていいので)強めにD-ライティングをかけたあと、全体を暗くすれば...全体としてより適正露出っぽく見せれます(^^)v(E4500の魚眼で極端な明部/暗部を極端に補正して...に少し飽きた頃に一時期多用してました(^^) 今気がつきましたが起動ディスク再インストール後、RAW現像ソフトをまだインストールしてない...他にも色々忘れてるなぁ。。)

あ、カメラでD-ライティングしたJpeg画像でも、飽和箇所は「あまり増えない」ので、ちょっとだけ暗くすると見栄えがいいケースが多いかも。。というわけで...やってみる(トーンカーブで少し暗くする)と...
E8400 D-Lighting + トーンカーブで少し暗く

まぁまぁの見栄え、じゃないでしょうか(^^;;;?

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D-ライティングの様な画像補正技術があると、当然でてくる要求として、より広いダイナミックレンジで(従来、白飛び、黒つぶれしていた部分も階調を持って)撮影した画像に対して画像補正する方が、より自然に見える、とか、目に見える以上のものを写し込むとか、色々新しいデジタルならではの絵作りができます。

で、今の最先端技術で数世代前の画素数のCCDやCMOSセンサをダイナミックレンジ優先でまじめに再設計すれば、そろそろネガフィルムを超えることも可能...かもしれないなぁ、とか思います(^^;;
...が...また画素数競争が再燃....しそうな雲行きですねぃ....。フジ他の高感度がたくさん売れれば、その延長で「ダイナミックレンジ優先」にいくかもしれませんが...。

以上 (2006.06.19 初稿)

参考:
Photo of the Day: Dレンジオプティマイザー
DPstyle: D-Lighting
福井/花堂店しゃしんクラブ: Dライティング

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