info/情報)CASIO EXILIM EX-F1 外観と操作 review/レビュー
外観と操作に関してのレビューを:
目次:
1.FZ2 とのサイズの比較、
2.レンズ内、
3.ダイアル、
4.SDカードのソケット、
5.電池のフタ、
6.コネクタ類、
7.ズーム動作、
8.60fps高速連写撮影の実際、
9.ズーム関連、
10.マニュアル・フォーカスとリング関連
まずは今まで使っていた Panasonic LUMIX DMC-FZ2 とのサイズの比較。
レンズフードを付けた状態ではやや大きいかな、程度の差です。が、まぁFZ2のフードは深いですし、フード取り付け用の筒をはずして、レンズが格納されると奥行きは半分くらいになりますが。
それに重量はFZ2が318gに対してEX-F1は617gと倍近くて(^^;
ダイアルはこんな感じ。
右のダイアルはモード選択で5種類:BS(ベストショット(=シーンモード)), P(赤い■(=オート)), A, S, M の切替え。
左のダイアルは連写選択で7種類:フラッシュ連写、パスト連写、連写、連写無し、スローライブ、ブラケット連写の切替え。ダイアルやボタンは凝った造りで。モードダイアル、上面は金属つや消し風で、中央には鏡面仕上げの凹み、側面はピラミッド型突起のすべり止め。左の連写ダイアルは上面は中央に凹みのあるプラスチックつや消しで、モードの無い半円は2列の突起、側面は縦に溝を掘り込み、上端は貫通、下端は少し残して。
背面左上の緑三角は再生モード、赤カメラが撮影モードのボタンで、各マークはその形の凹みに着色。
背面下部の円は外周がダイアルでピラミッド型突起つき、その内側は上下左右ボタンで矢印の凹み、中央はSETボタンで「SET」のアルファベットの凹み。
SDカードのソケットはグリップの手前側でフタは一部金属部品を使ったメカニカルなスライドロック式で、写真の状態から閉じて押し込むとフタの両端に有るツメが開口部の両端に有るツメにはまる。
ですが、ヒンジ部は最初からカーブしていて、開いた状態でもフタに無理な力はかかりません。
下側の写真。
三脚のネジは金属部品でレンズの中心線上にあります。
レンズフードはバネで凹むツメがレンズの凹みにカチッとはまる方式。
レンズ先端外側は45度くらいのテーパーになっているので、はめる時はそのままカチッと。はずす時は外側のボタンでツメを引っ込めて。
収納時にはフードを逆付け(鏡筒にかぶせる状態)にできます。
あ、レンズキャップもしっかりしたものですがヒモを通す穴はありません(^^;
...と、あちこちキッチリした作りですが、Full HD動画(1920x1080, 60fps)の撮影についてはギリギリまで?だったのか、筐体左側面にシールで貼ってあります(^^;
ちなみに背面のムービーボタン周囲のレバーで[HS/HD/STD](最大1200fpsの高速 / 精細※ / 標準)が切替えられますが、HDについては、「メニュー>画質設定>HD画質」でFHD(1920x1080, 60fps)か(1280x720, 30fps)を選択できます。
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さて、ここからは撮影時の操作についていくつか。
光学ズームは35mm判換算:約36〜432mmの12倍ですが、デジタルズームを「入」に設定して、記録画素数を最大の6M以外(2Mとか)に設定すると、センサーの中央部のデータのみを使う画像劣化無しの拡大画像(実際にはクロップ画像)で21倍とかにできます。
EVF/LCDにズーム時に下部のズームバーが表示され、撮影可能な距離なども表示されます。写真では光学12倍(緑三角の位置)で432mm相当、1.1メートルから無限遠までの範囲に焦点が合い、記録画素数が2M なので、劣化無しクロップズームで21倍が可能、となります。
ズーム時に光学最大の三角の位置と21倍の位置でいったん停止し、改めてズームレバーを操作する事で続きのズーム(クロップズームとかデジタル補間ズームとか)が開始します。
写真では21倍の状態。
売り物の最大60fps(毎秒60コマ)の連写速度は写真のように変更可能です。
バーの上側の赤いマーク(半円の上に矢印)はファンクション・リングで連写速度を調節する場合の上限を指定します(上下左右キーの周囲のダイアルで操作)。目盛りの下、数値の上の赤い■が実際の連写速度です(上下左右キーの左右で操作)。
連写後、画像をどのようにカードに書き込むかは、初期状態では自動的に全部書き込みますが、選択画像のみを書き込む設定にもできます。その場合、撮影後、写真のような選択バー(?)が表示されます。
送ったり戻したりしつつシャッターボタンで書く(バー上の赤い旗)/書かない(旗無し)を指定したのち上矢印キーで...
「選択画像のみ/全画像/保存しない」を選択します。
ここでちょっとした問題が(^^;
選択途中や未選択時に間違って上矢印キーを押してしまって保存方法選択画面に行ってしまうと戻れません(^^; ので全画像保存するか、全部あきらめるか、しかないですが、フルサイズ(6M)を60枚とかだと保存するのに結構な時間が必要(クラス4の4GのSDHDで約38秒)で、&その間は何も出来ない(ぉぃ)ので...(^^;
(2M、60枚だと約19秒@同SD)
ここから 2008.04.04 追記=====================================
新しく買ったクラス6のSDHC 4GBですが...残念な事に上記手持ちのクラス4より遅くて(^^; あ、あくまでもウチでEX-F1と組み合わせて特定のサイズを書き込んだ場合、ということですが。まぁ相性とか、本来クラス6として使えるはずがなんらかの理由でクラス4に格下げされて、とか色々あると思いますが。。。
ついでに手持ちの80倍速2GB SDも調べたらコレが一番速くて...。
(A) 6M x 60: 33秒、2M x 60: 26秒、TS2GSD80(Transcend 80x SD 2GB)
(B) 6M x 60: 38秒、2M x 60: 19秒、HPC-SDH4GT4C(HAGIWARA SYS-COM CLASS6 SDHC 4GB)
(C) 6M x 60: 41秒、2M x 60: 36秒、RSDC-G4GC6(BUFFALO CLASS6 SDHC 4GB)
あ、少量を書き込む場合は(B)の手持ちのCLASS4 SDHC 4GBが速いですね(^^;
とりあえずEX-F1には引き続き(B)を使うとしませう。
ここまで 2008.04.04 追記=====================================
速度つながりで...。
起動に必要な時間は約5秒です。
また設定で電源オフ時のズーム位置を記憶するコトも可能ですが、その場合、(レンズ内で物理的にズーム位置を保持するのでは無く)一倍=広角端で起動後にズーム動作が始まるので12倍時だと合計7秒くらいになります。この機能はメカニカルなズームリングのデジカメに対抗したのでしょうけど。あ、もちろん無いよりはずっと便利です(^^)v。
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60fpsの高速連写設定でも(たぶんシャッターのタイムラグで)押してすぐ離せば1枚だけ撮影することは可能です(ぉい)。それより長く押すと5枚くらいにはすぐ行ってしまう感じ(^^;
あと、リング回転から実際にフォーカスが移動するまで一呼吸タイムラグがあるので、慣れるまで少し戸惑うと思います(^^;
また、MF時にEVF/にLCDに表示される距離は近距離だと実際とはかなり違いがある、と思います(^^;。
うにぃ?今ざっと試した感じではリングでのフォーカス移動は矢印キーでのフォーカス移動よりステップ幅が大きいようです... orz
まぁ、個人的にはリングでのフォーカスは鳥とかAFが迷うような場合に素早く合わせるのがメインの目的なので、それでもまぁよいのですが...。普通に使うならズームか初期状態のfps変更に設定する方が幸せかも(^^;
以上 (2008.04.01 初稿、2008.04.04 追記)
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