結露防止、発泡スチロールで窓を断熱
えっと。もう立春も過ぎてからってのも、なんかなぁ、な情報ですが。。。
数年前から使っている、結露防止用の窓の断熱材を。。。
# ミミカさんのBlog: 漫画描きのとほほな日常その2:元ドアをプチリフォーム
http://yokohamakanna.seesaa.net/article/185055745.html
に反応して。。。(^^;
# といってもあちらは木造なので結露以前の気密性(が無い)状態かもですが(^^;
集合住宅なので、(窓枠や周囲も含めた)窓そのものの断熱化はちょっと大変なので。
たまたま、木の枠にスッポリアルミサッシをはめ込んだ構造になっていて、内側はそこそこの厚みの断熱材をすっぽりはめ込めるので。
写真中央:
1)全景は中央部に。
窓枠の内側に発泡スチロールの断熱材をピッタリはめ込む。
断熱材は2:1:1の幅で3分割。
写真右上:
2)いちおう光も通すので電気を消しても真っ暗にはなりませんが、昼までも証明が必要なくらいの暗さに(^^;
まぁ北側だし、外階段の近くなので、もともと採光は良くなかったのですが。
写真左下:
3)断熱材の周囲には、窓枠との密着性を良くするためスポンジ製の隙間テープを貼ってあります。
4)窓の左半分を占める(ア)の部分は上下左右にぐるりとスポンジを貼り付け。
写真右下:
5)窓の右半分を2枚でカバーする(イ)(ウ)は上下右の3辺にスポンジを貼り付け。
6)ウの左側は断熱材むき出し。
写真下中央:
7)(イ)の左側は布ガムテープで滑りをよくしてあります。
8)装着時は、(ア)(ウ)を先に左右にはめ込み、
(イ)の右側のスポンジを(ウ)の断熱材に押し付けつつ、
(イ)の左側のガムテープで(ア)の右側に滑り込ませるように(イ)をはめ込みます。
これで、部屋の中の高温多湿(ぉぃ)な空気が、外気温で冷やされたアルミサッシやガラスから、ほぼ完全に遮断されるため、結露はなくなりました。
アルミサッシ、ガラス、断絶材の外側の空気、が外気温。
部屋の空気は、まぁそれなりの温度と湿度。
発泡スチロールの外側は外気温、内側は室温で、その厚み(ここでは3センチ)の中でジワっと温度が変化。そのため、室内側の表面は室温からそれほど下がらず、外側の表面は外気温からそれほどあがらず、結露は発生しません。
スポンジの隙間テープ部分も基本的には同じですが、通気性は多少ありますので、下側は外気で冷やされた空気が、冷えた空気の重みで、じわじわと室内に移動し、上側では室温で暖められた、軽い空気がじわじわと外(ガラスと断熱材の間の空間)に移動します。
一応ちゃんとした「隙間テープ」を使ったので、結露を発生するほどの通気性は無いようです。通気性が大きいと、冷えた空気と室内の空気の接する、下側のスポンジの室内側で結露が発生することになります。
木の枠部分も基本的には同じで、アルミサッシに接している部分、窓の内側で断熱材の外側に露出している部分が外気温、室内側に見えている部分が室温です。
同じ理由で、木の枠、発泡スチロール、スポンジ、の間に隙間があるとそこを通り抜けた空気で結露が発生しますので、できるだけ隙間なくスポンジを整える必要があります。
実は当初、昼間は外して換気できるようにする予定で下が、隙間テープの問題で、結局夜間暖房・加湿する期間は装着したまま、となってしまってます(^^;
もくろみでは、発泡スチロールの弾力で、隙間テープのスポンジを少し圧縮する感じで密着させるつもりでしたが、思ったよりスポンジに弾力があり、発泡スチロールはそれに負けて曲がってしまいました(^^;
そのため発泡スチロールを少し小さめにしてスポンジがほとんど変形しないギリギリに。
その結果、スポンジと窓枠に隙間ができないように、かなり丁寧にスポンジの形を整えてやる必要があり、そのくらいの状態でも油断すると発泡スチロールがたわんで別の場所に隙間が...
もっと強度のある発泡スチロール(か、類似の軽量の断熱材)と、もっと柔らかい隙間テープ(か、類似の素材)を探すか、
もう少し複雑な構造にして、手間いらずで気密性を得られるようにするか。。。(^^;
まぁ、風の通りは良い立地なので、この窓を強いて開けなくても換気は十分可能、ということで、数年、こんな感じでやってます(^^;
(初稿:2011.02.13 どどど)
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