info)写真で見るRICOH THETA / リコー・シータと自作キャップ
2013/11/8(金)発売日にRICOH THETA / リコー・シータが届きました。(メーカーサイト)
レビュー3回目として、細部の紹介と自作のハードケース(=レンズキャップ、レンズカバー)の紹介を。
RICOH THETA / リコー・シータ、背面から斜め側面
側面は金属で右(普通の向きでは上)が電源ボタン、左(同下)はWi-Fiのon/offボタン、金属製で奇麗に加工されています。各々の上下に状態表示のLEDがあります。
電源のLEDはonで青、電池が減ってくると青の点滅、充電時は赤になります。
Wi-FiのLEDはonで赤、接続したら青です。
底(左)には一応小さな足が突き出しています。(プラスチックの一体成形)このため、平坦な場所であれば本体だけで自立しますので、手軽にWi-Fiリモート撮影が可能です。但し形状が薄いスティック状なため風や振動で倒れやすいうえに、倒れるともれなくレンズがまともに着地することになるので、くれぐれも慎重に(^^;
「気軽に」置いて使いたい場合はやはり小型三脚か類するモノを常備することをお勧めします。私は早速ゴリラポッド GPod Mini Magneticを購入(^^)
これなら平坦でない所にも強いし、広く低く開脚でき、応用も利くので良さそうです。昨日追加した作例:阪急伊丹ターミナルの夜 にも使用。コレだけ小さな雲台(固定式)でも少しだけ本体下部からはみ出しますが…。
RICOH THETA / リコー・シータ、反対の側面
コチラ側は何も付いてません。
危なっかしく?立てなくてもこのように寝かせて撮影すれば…転倒した場合の被害は少ないですが最短撮影距離が10cmくらいなので、真下から直近はピントが合いません(^^;
まぁ撮影意図によってはソレもありかもしれませんが。
RICOH THETA / リコー・シータ、正面
レンズの下(この写真では右)に動作状態を示すLEDとシャッターボタンがあります。押しやすさからこの位置が選ばれたのでしょうけれど、レンズから「見える」位置なので、かならず指が写ります(^^;
LEDは通常は青、処理中などは赤になります。
正面と書きましたが、オリジナル画像として保存される合成パノラマ画像ではシャッター側半球が分割されてシャッターの無い側の左右に繋げられた状態となります。ビュアーはアプリもWebも初期状態では「オリジナル画像」の中央(シャッターの無い側のレンズの中央)が表示されます。
(本体を握って撮影する場合、親指でシャッターを押す=シャッターが自分側の場合、撮影した画像は「向こう側」が正面になり、人差し指でシャッターを押す=シャッターが向こう側の場合、撮影した画像は自分側が正面に。)
ビュアー上では水平方向は360度エンドレスなので、ビュアー、アップローダー、サイト上で後から「正面」を設定できれば便利なのですが、現時点では其の様な機能はないので、画像編集ソフトなどで正面を変更する(新たな中央から遠い側を切り取って近い側に繋げる)必要があります。
ところが、シータは本体の角度をジャイロで計測して記録し、ビュアー側で本体の向きに関係なく水平を水平に表示してくれる機能があって、これがまた便利なのですが(状況によって微妙に or 大幅にずれてたりもしますが)この情報がExifのメーカー専用エリア(?)にあって、画像編集で通常のExif情報を残すようにしても消えてしまう様で…この辺も、後から設定できると良いのですが…。
RICOH THETA / リコー・シータ、上面
音の出る穴と思われます。
RICOH THETA / リコー・シータ、底面
プラスチック筐体部分から突き出した足。真っ白けに消した板にシリアルナンバー兼Wi-Fiパスコードが記載されています。その横の穴はリセットポタン、中央に三脚穴、下がUSBの蓋。スリットに爪をかけると簡単にあけることができます。
RICOH THETA / リコー・シータ、USB蓋
フタは開きやすく、また開いた後の処理方法もスマートで良いのですが、付属のケーブルの接続部の太ささだとギリギリで…もう一息余裕があると扱いやすいかなぁ…。
当然?このサイズの底面ですから余程小さな雲台でも無い限り三脚に固定した状態ではUSBは使えませんが、無造作に置くとレンズが着地するので、充電&データ吸い上げ中の扱いも慎重にする必要があります。
(やっぱり手軽なレンズキャップが必要ですよね)
RICOH THETA / リコー・シータ、自作のキャップ上から
レビュー初回でも書きましたが、付属のソフトケースはレンズにケースの布が直接触れるタイプなので、チョット嫌だったので、とりあえずリコーにはハードキャップ(?)をリクエストしておきましたが、当面?でも裸のまま持ち歩くのは剣呑なので、とりあえずレンズに触れない保護キャップを紙で自作。
シータの幅の内径の紙筒に丸い紙の板を入れて内接する筒で保持することで、多少の圧力がかかってもキャップ自体がひしゃげてレンズに接触、ということが無いように、と。
RICOH THETA / リコー・シータ、自作のキャップ下から
コチラ側からシータ頭部を差し込みます。奥に内接する紙筒と丸い板が見えます。
円筒形なので差し込む向きに関係なくレンズとキャップ内壁との隙間が確保されます。
RICOH THETA / リコー・シータ、自作のキャップ側面とシータ
RICOH THETA / リコー・シータ、自作のキャップ装着状態
RICOH THETA / リコー・シータ、自作のキャップ装着状態(透視図)
内部が透けて見える様なイメージで。丸い板が外圧で倒れたりひしゃげたりしない様に内接する筒を長めにしたため、ちょっと?無駄な空間が多いのが残念な所ですが(^^;
まぁ、とりあえずの品ですし…。レンズの保護を最優先に。
RICOH THETA / リコー・シータ、自作のキャップ装着状態、正面
丁度円の直径がシータの横幅になるように作りました。
RICOH THETA / リコー・シータ、自作のキャップ装着状態、正面(透視図)
同じく内部が透けて見える様なイメージで。
円形の板と内接する筒で円形を保持し、筒の円形が保たれている限り、表裏どちらのレンズも筒から適正な距離を保つことができる、というコンセプト。
これのおかげで、格段に気軽に扱える様になりました。まぁ昨今はスマホやタブレットのカメラのレンズなんか、ムキ出しで平気でポケットや鞄に入れてますが、レンズの直径も違うし、丸く飛び出してるし、何しろ、このレンズにこの値段を出していると言っても過言ではないですし、ねぇ。
(2013.11.14 初稿)
関連)
RICOH THETA / リコー・シータ レビュー:
その1: info)RICOH THETA / リコー・シータ開封写真集と作例。
その2: info)RICOH THETA / リコー・シータPhotosynth埋込み作例。
その3: info)写真で見るRICOH THETA / リコー・シータと自作キャップ
その4:info)RICOH THETA / リコー・シータ作例:ドーム?
その5:info)RICOH THETA / リコー・シータ作例集
その6:info)RICOH THETA / リコー・シータ作例:画質など
その7:info)RICOH THETA / リコー・シータ 作例 兵庫県立美術館
その8:info)RICOH THETA / リコー・シータ 作例 ファミレス内
その9:info)RICOH THETA / リコー・シータ 作例集2
その10:info)シータ作例:イオン昆陽
その11:乞うご期待?
リコー・シータ 使用説明書@theta360.com
取り巻くすべてを撮影する全天球カメラ「RICOH THETA」で遊ぼう
[PY] フォトヨドバシ RICOH THETA 実写レビュー@ photo.yodobashi.com
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