ポンペイの壁画展
今回もまずレクチャールームにて学芸員の鈴木さんによる解説からスタート。
レクチャールームにて
その後鑑賞&撮影。今回は閉館後ということで、一般の方に気兼ねすることなく撮影と観賞に集中できました。学芸員さんも一緒に回ってくださって、実物を前に色々お話を伺いながらの鑑賞というのも良かったです。
基本的に壁画は薄く剥ぎ取って別の漆喰の板に貼り付けてあります。
これなどは隣の説明の板のサイズから分かる通り比較的小さなものですが、漆喰の板のため小さくても重いので、壁に頑丈な金具で取り付けてあります。
これは実際に部屋の3面を再現する形で展示。仮設の壁を使ってきっちりのサイズにするか迷ったそうですが、結局今回の展示ではココを含め全て壁の強度を優先して常設の壁のみとしたそうです。
この縦長のはかなり細密で見ごたえがありました。右に一部拡大をしています。
こちらは湾曲した面に描かれた壁画。
柱の中に踏み込むとこんな感じ。
壁画を斜めから見ると湾曲のぐあいと、支えている枠の感じがよくわかります。
展示の最後はフェニックス(と2話のクジャク)。
本来はここから出てミュージアムショップ…となりますが、今回は閉館後のため逆順に戻って入り口からでて、再びレクチャールームにて質疑応答。
ちょっと駆け足気味、未掲載の写真もたくさんありますが、とりあえずこのあたりで筆を置くことに。
(2016.12.04 初稿)
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